生出森(オドガ)と亀が森
生出森(太白山)の向かいに亀が森っつう山があってなぁ、 「生出森よ、おめえの背は低いなぁ。おらのほうがずうっと高え」 っていうとなぁ、生出森は 「何を言う、おらのほうがおめえよりもずうっとずうっと高えさ」 ってお互いゆずらねかったんだと。 お互いが言い合ってもなかなかゆずらねえもんだから、それを見ていた里のもんがなぁ、 「そんなら相撲で決めたらよかんべ」 ってなあ、相撲で決める事にしたんだと。 いざ相撲をはじめてみっとなぁ、亀が森の力があまりにも強えもんで生出森が土俵際に追い込まれたんだと。生出森はこれじゃあいけねぇってんで最後の力を振り絞ってひじを使って亀が森を投げ飛ばしたんだと。そしたら亀が森は頭から落ちてなぁ、頭がなくなってしまったんだと。生出森もひじ使ったもんだから、いまでも山の横がでっぱっているん だと。 そんなことがあってからお互いに言い争う事はしなくなったんだとさ。 まんが日本昔ばなしの本をお探しの方はこちら ![]() |
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