雨月民話風呂
メールマガジン民話万象でご紹介いたしました民話の再編集や、時節に応じました民話の紹介を行っております。 また、時折雨月物語についてもふれていきたいと思います
第百八話 夢よもやまばなし その1
初夢はいってはなんねぇ


あるもんが初夢で富士山から鷹が飛びなすびの畑にとまる夢を見たんだと。それをみた男は縁起がいいもんで喜んでな、道であう日と会う人に夢の話をしたんだと。

そしたらある意地悪な男がなぁ、
「どんな夢でも悪く考えることができるもんだ」
っていったんだと。
「借金が山のようにあってもなすきがなければたかのしれたもんだ」
っていってなぁ、いい夢を見た男は不機嫌になったんだと。そしたらそのあとだんだん悪いことが続いて日に日に暮らし向きが悪くなったんだと。

んだからいい初夢を見たときは誰にもはなさねぇほうがいいんだとさ。



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【2006/08/01 20:48】 | 民話(地域未関係) | トラックバック(0) | コメント(0) |
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