遠野の河童狛犬の話は以前に仙台駅で行っていた民話語り部のイベントである「民話街道」で聞いたお話です。それを今回の旅行で遠野の伝承やら調べて加筆修正いたしました。
![]() こちらの写真が岩手県の遠野にございます河童淵です。昔はもっと大きかったのですが、現在では小さくなっております。ちかくにお堂がございましてそこに河童の置物などがございます。また、入り口には頭に皿のある河童狛犬がいます。 河童狛犬のいわれとなっておりますが、他にも、お地蔵さんがお坊さんに変身してお寺の火事を消すという話も残されております。このような似た話が遠野に残されているというのも面白いような気がします。それにしましても和尚さんの説教とはいったいどのようなものだったのでしょうか。実際に語り部さんは「説教した」で終わらせておりましたのでなんとも気になるところです。 ![]() こちらは仙台は秋保の奥にございます釜淵です。ここで河童と相撲をとったと言われております。 現在で一方通行の場所からみるしかないので、車を途中で止めて歩くことになります。相撲をとれそうな場所は見つかりませんでしたが、釜淵に入ったら抜け出ることは難しいのではと思うほど上からの水量が強い淵でした。これは、むしろ釜淵に近づくなという戒めのための話かもしれませんね。 ちなみに仙台の河童の話にも恩返しをする話はございますが、今回は悪さだけをする河童の話を取り上げました。仙台の河童も悪戯好きですが恩も知っておりますよ。こうかかないと私が河童に淵の中に引きずり込まれそうでして… 遠野の河童といいますと、相撲好きとかきゅうりが好き、鉄のものが苦手など大まかな部分は一緒なのですが、一般的にいわれている緑の体ではなく赤という違いがあります。これには色々な話がございまして、赤子を育てることができないので川に捨てたなごりだという話を語り部さんから聞きました。そのように考えると河童が子供のようにいたずら好きなのもうなづけるかもしれません。 他にも天狗やら、さるやら色々な説があるようです。ちなみに、緑色の河童の話は日本全国にあるだけでなく北米大陸では「ドーバーデーモン」という人間の子供にそっくりな両生類が、ヨーロッパでは「リトルグリーンマン」という河童らしき生物が存在するそうです。皆様からの、河童の情報、ご意見ご感想がございましたらHPの掲示板かメールをいただければ幸いです。 カッパ淵にはかつて安部翁という、河童を子供の頃にみていらい観光客相手に河童のことを話す方がいらっしゃいました。現在では二代目になりました。私が行った時には初代安部翁が大事にしておりました女性の河童像がお堂に奉られていました。その股間の部分にはリアルな女陰があります。こそっと見てください。 河童淵(遠野) 釜淵(仙台市) 途中に一車線道路の片道走行のための信号がありますので、そのあたりに釜淵があります。 宮城県の昔話シリーズ第三集伊達な男自慢 釜淵の河童 メルマガとほぼ同話。相撲取りは「陸奥の花」という名前。侍は「笹川権左衛門」という名。 太白区の伝説 釜淵の河童 メルマガとほぼ同話。小源太という若者と相撲をとる。侍ではなく浪人 まんが日本昔ばなしの本をお探しの方はこちら ![]() |
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