遠野最終話です。今回は遠野の代表的なお話である「オシラサマ」と「ザシキワラシ」をご紹介いたしました。
![]() こちらの写真がお話にもありましたおしらさまです。遠野ではザシキワラシや河童のほかにもおしらさまの話を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 「オシラサマ」は馬と娘の話から蚕の誕生へとつながりますが、同じ蚕の誕生話で昨年に秋田の語り部さんからお聞きしました話がございましたので、比較できるようにHPに掲載しました話を加筆修正いたしました。 「オシラサマ」は遠野博物館で上映されておりまして、絵と実物のオシラサマをうまく使って表現されていました。 この「オシラサマ」は現地の方の話によりますと気軽に話すものではなく小正月の時にだけ話す神聖なものということです。その時はオシラサマを使ったオシラアソバセというものがあり、三月十六日に白酒とあんこもちなどをおそなえするそうです。ただし、オシラアソバセは女性のみでするそうです。なんでも、普段は甘いものなど食べる事が出来ないそうですから女性だけオシラアソバセをしまして甘いものをこのときだけはいっぱい食べていったそうです。年に一回の楽しみでもあるので、この話も毎回語るよりは年に一回語る話なのでしょうね。 ![]() こちらが最初にザシキワラシが発見されたとされる早池峰神社の御神木です。ざしきわらしは住む家は栄えるが、いなくなると落ちぶれてしまうといわれている家の守り神です。このザシキワラシも名前からして子供というイメージがありますが実は老婆だったり無数の手だったりすることもあります。これにつきましては「奥州のざしきわらし」という遠野物語を柳田国男に語った佐々木喜善という方がまとめています。機会がございましたらぜひご覧ください。 一説によりますとそこの家に何か秘密があってそれがばれないように妖怪や霊が出るようにしたのがザシキワラシの原型ではないかということだそうです。ある方が旅の六部などを殺してその金品を奪い栄えた。しかし、昔は犯罪が見つかると連座制だったのでそれを訴えることができずに六部が家に入って出てこなかったとかそこにザシキワラシが住んでいるという話ができたのではという説を唱えていらっしゃいます。この説も中々興味深く、ザシキワラシにも色々な考え方があると感じた次第です。 「ざしきわらし」はとおの昔話村の民話酒蔵では往年の名優「宇野重吉」さんの語りで上映されておりました。他にも昔話村にはザシキワラシの人形も展示されております。ザシキワラシの三話目に登場する一風変わったザシキワラシは子供ではなく老婆であります。遠野物語を柳田国男に語った佐々木喜善がまとめた「奥州のザシキワラシの話」で子供以外のザシキワラシが紹介されております。他にも手が伸びてきたり獣じみたものなどもいますので機会がございましたらごらんください。 ザシキワラシといえば4年前に宿でお世話になりました遠野駅前にございます「御伽屋」さんにもザシキワラシらしきものが存在するそうです。「御伽屋」さんのご主人であります岩手のGOさんにぜひお聞きください。詳しい事は岩手のGOさんのHPにございます。「民宿御伽屋HP」に岩手のGOさんの遠野物語や妖怪談義、民宿御伽屋の紹介やクワガタ虫など、もりだくさんのページとなっております。私も遠野へ行く前の予備知識としてこのページで予習しました。岩手のGOさんには深夜の河童淵や早池峰山など、普段では行かないであろう場所へ案内していただきました。普段の観光と一味も二味も違った雰囲気でとても面白かったです。 当時、岩手のGOさんには何から何までお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。遠野駅の本当に目の前ですので本当に交通の便もよい所に宿がございます。 ○民宿御伽屋HP http://www.gos1dos1.jp/otogiyahp/index.htm 早池峰神社 まんが日本昔ばなしの本をお探しの方はこちら ![]() |
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